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公認心理師試験についての覚書

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公認心理師の合格発表・合格率と登録についての覚書

2018年9月9日の第一回公認心理師国家試験が行われました。合格発表は11月30日を予定されています。

 

「合格発表はいつだったっけ」「どれくらいの合格率なんだろう」「登録が必要らしいけど、どんな手順でするの」といったことを簡単にまとめてみました。

 

公認心理師の合格発表

合格発表は2018年(平成30年)11月30日(金)と予定されています。この日の午後に厚生労働省と日本心理研修センター(ホームページ)に合格者の受験番号が掲示されるとのことです。また、同日、合格証書が郵送されることになっています。

 

多分、試験が終わるとすぐにどこかの予備校・スクールなどが「解答速報」のようなものを出すのでしょうね。それを見て自己採点して、ドキドキしながら2ヶ月待つということになりそうです。

 

合格証書が郵送されるには、数日は待たなくてはなりません。できるだけ早く自分の合否を知りたいという人は、ホームページを見るでしょうが、ではいったい何時頃、合格発表が掲示されるのでしょうか?

 

厚生労働省の国家試験合格発表のページを見ると、どれも当日の「14時」に合格が発表されています。

国家試験合格発表|厚生労働省

公認心理師の合格発表も、これに倣って午後2時となるのでしょうか。

 

合格発表は、「受験番号」で行われますので、受験票を失くさないように、大事にとっておく必要があります。

 

合格率はどれくらいか

こればかりは蓋を開けてみないとわかりませんが、精神保健福祉士の合格率は毎年60%くらいなので、公認心理師も同程度になるのではないでしょうか。

平成11年に実施された精神保健福祉士の第一回国家試験の合格率は89.1%とのことですので、公認心理師も最初は合格しやすいかもしれません。

精神保健福祉士国家試験の受験者・合格者の推移(PDF:145KB)

 

また、同じ年に実施された言語聴覚士の第一回国家試験(平成11年)の合格率は87.9%です。

言語聴覚士国家試験合格率の推移

 

でも社会福祉士の第一回国家資格(平成元年)の合格率は17.4%でした。

社会福祉士国家試験の受験者・合格者の推移(PDF:90KB)

 

これらの資格の第一回の国家試験の受験者数を見ると、精神保健福祉士が4866名、言語聴覚士が4556名、社会福祉士が1033名です。

今年の公認心理師の受験者数は噂では6万人を超えるとのことです(現認者講習の受講者数も相当なものだったようなので、これくらいにはなるのではないでしょうか)。

「たくさん受験するから厳しめにして合格者を減らそう」

となるのか、

「現認者はできるだけ合格させよう」

という方針なのかによっても合格率は変わってきそうです。

 

登録について

公認心理師法には次のように定められています。

第二十八条 公認心理師となる資格を有する者が公認心理師となるには、公認心理師登録簿に、氏名、生年月日その他文部科学省令・厚生労働省令で定める事項の登録を受けなければならない。

 ですので、合格したら登録を受け、「公認心理師登録証」を交付されなければなりません。

公認心理師法登録手数料は7,200円、変更・再交付手数料は6,100円と定められています。

詳しくは日本心理研修センターの次のページに掲示されることになっていますが、いまのところまだ何もありませんね。

shinri-kenshu.jp

 

精神保健福祉士社会福祉士など関連する国家資格の登録についても調べてみました。

  • 本人確認のため、戸籍抄本等の提出が必要
  • 登録申請について、手続きする期限の定めはありません。また、試験の合格は無効になりません。
  • 試験センターが配付する登録申請書等必要書類と手続方法を記載した「登録の手引<新規登録用>」により行なってください。
  • 登録証の交付までの期間は、試験センターが登録申請書を受け付けてから1か月程度かかります。
  • センターに登録の変更を届け出なければならないのは、どのようなとき
  • 紛失(又は汚損)による登録証の再交付又は現住所の変更

[資格登録]よくあるご質問:公益財団法人 社会福祉振興・試験センター

 

といったことが「よくあるご質問」に書かれていました。同じような情報が、そのうち心理研修センターに掲示されることになるかと思われます。

 

公認心理師の人数(登録者数)はどれくらいになるのか

これも試験が終わってみないとわかりません。6万人受験して、その6割くらいが合格すると仮定すると、来年には3万6000人程度の公認心理師が誕生することになります。

現在、臨床心理士の資格を持っている人(2018年4月時点で34,504名)と同じくらいの人数の公認心理師が一度に現れるというわけです。

数年経てば、相当な人数になることが予想されます。

ちなみに、精神保健福祉士は現在8万人程度、社会福祉士は22万人程度、言語聴覚士は3万人程度、精神科医が1万4千人程度です。

 

公認心理師の求人・仕事

こうなると気になってくるのは「求人はあるのか」「仕事につけるのか」ということです。3万人ちょっとの臨床心理士ですら、なかなか仕事が見つからなかったり、非常勤の掛け持ちの「専門的ワーキングプア」な人が多い現状、あまり楽観視はできないかもしれません。

医療関係の診療報酬にどう規定されていくか、またスクールカウンセラー児童相談所などの公的な心理職がどれくらい増えるかといったことも影響すると思います。

 

indeedという求人サイトで「公認心理師」と入れて検索してみたら、107件ほどヒットしました。条件なども見てみましたが、なかなか厳しそうです。

 

何はともあれまずは試験。

「合格おめでとう!」と言われたいですね。

 

2018.9.10追記

昨日、第1回公認心理師国家試験が行われました。

すでにいくつかのサイトで「解答速報」が出ています。関心のある方は、次のリンク先をご覧ください。

第1回公認心理師試験の回答速報 - よろず覚え帖。

 

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第1回公認心理師試験の解答速報と問題のふりかえり - よろず覚え帖。

公認心理師の求人・仕事の探し方は? - よろず覚え帖。