Psychology Todayに「心理を操る人に共通する4つの手口」というエッセイが掲載されていました。
4 Common Tactics of Psychological Manipulators
Recognize the methods that manipulators and narcissists use to gain control.
4 Common Tactics of Psychological Manipulators | Psychology Today
ナルシストや人の心を操る人(Manipulator)がどのように境界を侵犯し、他人を思うがままに操っていくか、という手口について紹介されています。
- 親密な関係を利用する
- 責任を押し付ける
- 境界を侵す
- ガスライティング(Gaslighting)
とありますが、最後の「ガスライティング」ってあまり聞き慣れない言葉ですね。
に「ガスライティング」について書かれていました。
「ガスライティング」という名は、『ガス燈』という演劇(およびそれを映画化したもの)にちなんで付けられたもので、
「心理的虐待の一種であり、被害者に些細な嫌がらせを行ったり、わざと誤った情報を提示し、被害者が自身の記憶、知覚、正気、もしくは自身の認識を疑うよう仕向ける手法[1]。例としては、嫌がらせの事実を加害者側が否定してみせるという単純なものから、被害者を当惑させるために奇妙なハプニングを起こして見せるといったものまである」
とのことです。
『ガス燈』は、イングリッド・バーグマンが出演した1944年の映画だそうで、「妻が正気を失ったと当人および知人らに信じ込ませようと、夫が周囲の品々に小細工を施し、妻がそれらの変化を指摘すると、夫は彼女の勘違いか記憶違いだと主張してみせる」といったストーリーとのことです。
Amazonプライムビデオにあったので、今度、観てみます。
『ガス燈』(字幕版)を観る | Prime Video
ナルシストだけでなくソシオパス(やサイコパス?)もガスライティングの手法をよく用い、「精神病院の入院患者と医療スタッフの間でも見られる」のだそうです。
淀川長治さんがバーグマンの『ガス燈』について解説しておられましたよ。
ひさしぶりに淀川さんを見たけど、懐かしいですね。
いいですね。
映画が観たくなりますね。