TwitterやFacebookなどで、合格報告や残念なお知らせやいいねいいねが飛び交う一夜だったようです。
朝日新聞に、公認心理師試験の結果のことが掲載されていました。
心理学の専門的な知識・技術がある人に認められる国家資格「公認心理師」の第1回試験の結果発表が30日にあり、2万7876人が合格した。合格率は79・6%。厚生労働省などは、心のケアの質の向上につなげたい考えだ。
とあります。
ただ、厚労省は当面、「公認心理師の資格がなければできない業務」は設けない方針。このため民間資格の「臨床心理士」などとの差異化が課題となる。
この「当面」というところがちょっと気になりますね。
これは、いずれ「公認心理師の資格がなければできない業務」が設けられる可能性があるということなのでしょうか。
公認心理師法では、業務独占ではなく名称独占と定められていますので、「公認心理師の資格がなければできない業務」を設けるためには法律の改正が必要となります。
そういうことではなくて、診療報酬を得るための条件として「公認心理師に限る」という案件が出てくるということかもしれません。