|公認心理師の試験対策・試験勉強用のテキストを、各分野ごとに挙げています。適時、追加予定。
基本テキスト
まずは次のテキストが基本となります。忙しい人はどれか一冊に集中して勉強しておくのがよさそうです。
『公認心理師現任者講習会テキスト(2018年版)』一般財団法人 日本心理研修センター (監修)、金剛出版、2018年
『公認心理師エッセンシャルズ』子安 増生・丹野 義彦編、有斐閣、2018年
『公認心理師必携テキスト』福島哲夫編、研メディカル秀潤社、2018年
『公認心理師入門-知識と技術』野島一彦編、日本評論社、2017年
『臨床心理学臨時増刊号―公認心理師』一般財団法人日本心理研修センター編、金剛出版、2016年
公認心理師の職責
概ね、上記の基本テキストで取り上げられていますが、より詳しく学びたいときには、次のテキスト・論文が適していると思われます。
「心理学における倫理基準の発展ーアメリカ心理学会倫理規定の一省察」Michel Sabourin、心理学研究70巻1号
『カウンセラーー専門家としての条件』金沢吉展、誠信書房、1998年
『臨床心理学の倫理をまなぶ』金沢吉展、東京大学出版会、2017年
心理学概論
『ヒルガードの心理学 第16版』金剛出版、2015年
高いので、図書館でめくるくらいに・・・
『心理学概論』京都大学心理学連合編、ナカニシヤ出版、2011年
『心理学史ー現代心理学の生い立ち』大山正、サイエンス社、2010年
『第2巻 心理学概論 (公認心理師の基礎と実践)』遠見書房、2018年
知覚・認知心理学
『知覚心理学―心の入り口を科学する (いちばんはじめに読む心理学の本)』北岡明佳、ミネルヴァ書房、2011年
『脳は、なぜあなたをだますのか: 知覚心理学入門 (ちくま新書)』妹尾武治、筑摩書房、2016年
新書でサクッと勉強しておくなら。
『認知心理学 (New Liberal Arts Selection) 』箱田裕司・都築誉史・川畑秀明・萩原滋 著、有斐閣、2010年
学習心理学・言語
『学習の心理―行動のメカニズムを探る (コンパクト新心理学ライブラリ) 』実森正子・ 中島定彦著、サイエンス社、2000年
『グラフィック学習心理学―行動と認知 (Graphic text book) 』山内 光哉・春木 豊著、サイエンス社、2001年
『言葉をおぼえるしくみ 母語から外国語まで』今井むつみ・針生 悦子著、筑摩書房、2014年
『ことばの発達の謎を解く (ちくまプリマー新書)』今井むつみ、筑摩書房、2013年
感情心理学
『感情心理学・入門 (有斐閣アルマ) 』大平英樹、有斐閣、2010年
『感情 (〈1冊でわかる〉シリーズ)』ディラン・エヴァンズ、岩波書店、2005年
人格・パーソナリティ
『パーソナリティ心理学 (キーワードコレクション) 』二宮 克美・子安 増生編、新曜社、2006年
『はじめて学ぶパーソナリティ心理学―個性をめぐる冒険』小塩真司、ミネルヴァ書房、2010年
神経・生理心理学
『公認心理師カリキュラム準拠 臨床神経心理学』緑川 晶・山口 加代子・三村 將編、医歯薬出版、2018年
書店でパラパラめくってみたところ、いい感じでした。そのうち読んでおこうと思います。
名著ですね。
『脳とこころ―神経心理学的視点から (ブレインサイエンス・シリーズ 24) 』岩田誠他、共立出版、2002年
『生理心理学―脳のはたらきから見た心の世界 (コンパクト新心理学ライブラリ) 』 岡田 隆・宮森 孝史・廣中 直行著、サイエンス社、2015年
社会心理学・家族
『社会心理学 (New Liberal Arts Selection) 』池田 謙一・唐沢 穣・工藤 恵理子・村本 由紀子著、有斐閣、2010年
『「しがらみ」を科学する: 高校生からの社会心理学入門 (ちくまプリマー新書) 』山岸俊男、筑摩書房、2011年
『よくわかる家族心理学 (やわらかアカデミズム・わかるシリーズ) 』柏木惠子著、ミネルヴァ書房、2010年
発達心理学
『よくわかる認知発達とその支援[第2版] (やわらかアカデミズム・〈わかる〉シリーズ) 』子安増生編、ミネルヴァ書房、2016年
『発達心理学I』無藤 隆・子安 増生編、東京大学出版会、2011年
周産期から児童期まで。
『発達心理学Ⅱ』無藤 隆・子安 増生編、東京大学出版会、2013年
青年期から老年期までのライフサイクル。
『よくわかる発達心理学 (やわらかアカデミズム・わかるシリーズ)』 無藤 隆・大坪 治彦・岡本 祐子編、ミネルヴァ書房、2009年
障害者・障害児の心理学
『講座 臨床心理学〈3〉異常心理学(1) 』下山 晴彦・丹野 義彦編、東京大学出版会、2002年
『臨床心理学第15巻第5号―福祉領域で働く心理職のスタンダード』金剛出版、2015年
心理アセスメント
『臨床心理査定学 (臨床心理学全書)』岡堂 哲雄編、誠信書房、2003年
『臨床心理査定技法〈1〉 (臨床心理学全書)』下仲 順子編、誠信書房、2004年
『心理アセスメント: 心理検査のミニマム・エッセンス 』松本 真理子・森田 美弥子編、ナカニシヤ出版、2018年
新刊本のようですね。読んでみます。
『精神科臨床における心理アセスメント入門』津川律子、金剛出版、2009年
精神科領域で働く人は必読。
教育・学校心理学
『学校心理学ハンドブック―「チーム」学校の充実をめざして』日本学校心理学会編、教育出版、2016年
「チーム学校」って、出題されそうなキーワードですよね。
『よくわかる学校心理学 (やわらかアカデミズム・わかるシリーズ) 』水野 治久・田村 節子・田村 修一・飯田 順子・石隈 利紀著、ミネルヴァ書房、2013年
司法・犯罪心理学
『犯罪・非行の心理学 (有斐閣ブックス) 』藤岡 淳子著、有斐閣、2007年
『非行・犯罪の心理臨床 (こころの科学叢書) 』藤岡 淳子著、日本評論社、2017年
Kindle Unlimited対象!
『臨床心理学第17巻第6号―犯罪・非行臨床を学ぼう』金剛出版、2017年
産業心理学
『よくわかる産業・組織心理学 (やわらかアカデミズム・わかるシリーズ)』山口 裕幸 ・金井 篤子編集、ミネルヴァ書房、2007年
臨床心理学概論
『自分のこころからよむ臨床心理学入門』丹野 義彦 ・坂本 真士著、東京大学出版会、2011年
『臨床心理学 (New Liberal Arts Selection) 』丹野 義彦・ 石垣 琢麿・毛利 伊吹・佐々木 淳・杉山 明子著、有斐閣、2015年
『臨床心理学入門 -- 多様なアプローチを越境する (有斐閣アルマ) 』岩壁 茂・福島 哲夫・伊藤 絵美著、有斐閣、2013年
心理学研究法・統計法
『心理学研究法入門―調査・実験から実践まで』南風原 朝和・下山 晴彦・市川 伸一編、東京大学出版会、2001年
『心理統計学の基礎―統合的理解のために (有斐閣アルマ) 』南風原朝和著、有斐閣、2002年
精神医学
この分野もたくさん本はあるので、とりあえず次の一冊だけ。
『公認心理師必携 精神医療・臨床心理の知識と技法』下山晴彦他編、医学書院、2016年
公認心理師関係行政論
『保健医療・福祉領域で働く心理職のための法律と倫理 (保健と健康の心理学標準テキスト) 』日本健康心理学会、ナカニシヤ出版、2016年
『心の専門家が出会う法律[新版]: 臨床実践のために』金子 和夫監修、誠信書房、2016年