臨床心理学雑記

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ソーシャルメディア上での共有は、自分の知識を過信させる

ソーシャルメディア上での共有は、自分の知識を過信させる


Sharing on social media makes us overconfident in our knowledge, study finds

Sharing articles on social media, even when we haven't read them, can lead us to believe we are experts on a topic


https://www.sciencedaily.com/releases/2022/08/220830165307.htm


ソーシャルメディア上での共有は、自分の知識を過信させる、との研究結果

ソーシャルメディア上で記事を共有すると、たとえその記事を読んでいなくても、自分はその話題の専門家であると思い込んでしまうことがある。

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概要

ソーシャルメディア上で友人やフォロワーとニュース記事を共有すると、その記事のトピックについて実際よりも詳しく知っていると思わせることができる、という新しい研究結果が発表された。

 

リツイートで知ったかぶりってことですか。

 

"ロイター通信研究所の最近のデータによると、オンラインニュースを「読んだ」消費者のうち、実際に記事全体を読んだのはわずか51%で、26%が一部を読み、22%が見出しや数行だけを見ている"

のだそうです。

 

SNSは、確かに知識を共有するのにも便利ですが、「知らない」「分からない」ことにちゃんと気づいておくのも大事ですね。