大阪市内の書店で、「読書カウンセリング」を行なっているという記事です。
「店主がカウンセラーとなり、その人の好みや気持ちなどに応じて、おすすめの本を紹介してくれる」という試みだそうで、なかなか面白そうだと思いました。
書店のサイトも見てみました。
「読書療法(Bibliotherapy)」というのもあるくらいなので、書店がこうした場所になるのはいいんじゃないでしょうか。
「読書療法」で研究されているのは、『うつのセルフ・コントロール』、『いやな気分よ、さようなら』といった認知行動療法に関する書籍を読むことで、実際に認知行動療法を受けなくても同じくらい改善する可能性があるといったものです(*)。
しかし、心理教育的な本でなくても、心の支えになったり、何かを気づかせてくれる本はたくさんあるのではないでしょうか。
小学校、中学校でも、クラスに馴染みにくい児童・生徒が、図書館の司書の先生に支えられることがありますよね。