Yahoo!ニュースに「面前DV」についての報道がありました。
子どもの心を言葉や行動で傷つける「心理的虐待」が、2017年度までの5年間で3倍に増え、同年度の虐待の総件数の半数を超えたことが厚生労働省の調査でわかった。特に子どもの前で親が配偶者に暴力を振るう「面前DV」を、警察が心理的虐待と位置づけ、児童相談所(児相)に通告する例が増えていることが背景にある。
とのことです。
全国の児童相談所が2017年度に対応した児童虐待の件数は13万3778件、そのうち心理的虐待は7万2197件にも及ぶとのことです。
数が増えた背景には、2004年の児童虐待防止法改正で、面前DVなどが心理的虐待に当たると明記されたことがあります。
また、2013年にはきょうだいへのネグレクト(育児放棄)も心理的虐待に該当するとされました。