臨床心理学雑記

最近は心理学・臨床心理学あたりの覚書

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2018-01-01から1年間の記事一覧

司法・犯罪分野の法規や制度|公認心理師試験

少年事件における法規・制度 少年法 全件送致主義 家庭裁判所 保護観察 少年院送致 検察官送致 不処分 保護観察所 刑事事件における法規・制度 裁判員裁判 医療観察制度 犯罪被害者等基本法と犯罪被害者支援 犯罪被害者等基本法(2004年) 被害者参加制…

自殺対策基本法|公認心理師試験

自殺対策基本法とは 自殺対策基本法の内容 自殺対策基本法改正で何が変わるのか 若い世代の死因は自殺が最多(自殺対策白書) 公認心理師と自殺対策 自殺対策基本法とは 自殺の防止や、自死遺族への支援の充実を図ることを目的として2006年に制定された…

心理学・臨床心理学の成り立ち(大雑把に心理学史をふりかえる)|公認心理師試験勉強

公認心理師試験に備えての個人的な学習ノートです。「10分で心理学・臨床心理学の歴史をおさらいする」のがこのページのテーマ。 「公認心理師出題基準(平成30年版)」では、「心理学・臨床心理学の全体像」の (1)心理学・臨床心理学の成り立ち にあ…

公認心理師国試・関連する資格の過去問・予想問題

公認心理師の国家試験にはまだ「過去問」がありませんが、関連する資格の過去問を参考にすることができます。 社会福祉士の過去問 www.sssc.or.jp 心理学理論と心理的支援 人体の構造と機能及び疾病 障害者に対する支援と障害者自立支援制度 保健医療サービ…

(10分でおさらい)心理学統計に関する基礎知識|公認心理師試験

公認心理師試験勉強としての個人的な覚書です。 (私も含めて)苦手な人が多い、統計に関するごくごく基礎的な知識のまとめ。 そもそも統計学って何? イアン・ハッキングの『偶然を飼いならす―統計学と第二次科学革命』という本では、病気や自殺、はたまた…

公認心理師とスーパービジョン

公認心理師試験の覚書です。 「公認心理師法」第43条(資質向上の責務)には、「公認心理師は、国民の心の健康を取り巻く環境の変化による業務の内容の変化に適応するため、第2条各号に掲げる行為に関する知識及び技能の向上に努めなければならない」と定…

公認心理師とバーンアウト

バーンアウト 「バーンアウト(燃え尽き)」とは、「人を相手とする仕事を行う人々に生じる情緒的消耗感、脱人格化、達成感の減退の症候群」と定義されています(マスラックとジャクソン)。 バーンアウト (燃え尽き症候群) ヒューマンサービス職のストレス[…

公認心理師試験対策テキスト・ブックリスト(各分野の必読・おすすめ本)

|公認心理師の試験対策・試験勉強用のテキストを、各分野ごとに挙げています。適時、追加予定。 基本テキスト まずは次のテキストが基本となります。忙しい人はどれか一冊に集中して勉強しておくのがよさそうです。 『公認心理師現任者講習会テキスト(20…

インフォームド・コンセントと医療倫理の基本4原則|公認心理師試験勉強

医療倫理の基本四原則 自律尊重原則 善行原則 無危害原則 正義原則 インフォームド・コンセントとカウンセリング 医療倫理四分割法 医療倫理の基本四原則 Beauchampらによる医療倫理の四原則は、医療現場で働く公認心理師にも当然適用されることになります。…

チーム医療と多職種連携|公認心理師試験勉強

公認心理師と多職種連携 公認心理師法第42条第1項「公認心理師は、その業務を行うに当たっては、その担当する者に対して、保険医療、福祉、教育等が密接な連携の下で統合的かつ的確に提供されるよう、これらを提供する者その他の関係者等との連携を保たな…

保健医療分野の法規や制度|公認心理師

医療法 医療法の理念・病院と診療所について 医療の選択・広告規制 医療の安全 病院・診療所 医療提供体制の確保 医療法人制度 地域保険法 精神保健福祉法 私宅監置の禁止 精神保健指定医 任意入院 医療保護入院 措置入院・緊急措置入院 応急入院 心神喪失者…

公認心理師現認者講習会2018年

公認心理師の国家試験を受験するためにはいくつかのルートが設定されています。 shinri-kenshu.jp 実務経験5年以上の「現認者」は、「現認者講習会」を受講することで受験資格が得られます(区分G)。これは、公認心理師法施行後5年間に限られた特例措置で…

公認心理師の成長とコンピテンシー・モデル

『公認心理師現任者講習会テキスト』で取り上げられている「コンピテンシー・モデル」についてのノートです。 コンピテンシー・モデル コンピテンシー(competency)とは、「能力がある」「資格」といった意味合いの単語で、ここでは「心理職に必要とされる…

守秘義務とタラソフ判決|公認心理師

公認心理師についてのノートです。 公認心理師法に「秘密保持義務」が定められていて、また「職業倫理の7原則」に「秘密を守る(第5原則)」とあるように、守秘義務はクライエントを守るために重要なことです。 しかし、虐待が疑われる場合や、明確で差し…

職業倫理の七原則|公認心理師

公認心理師試験のためのノートです。 「命令倫理」と「理想追求倫理」 職業倫理には「命令倫理」と「理想追求倫理」がある。 命令倫理 「しなければならないこと」「してはならないこと」といった最低限の基準 理想追求倫理 専門家として目指すべき最高の行…

公認心理師法から見た公認心理師の役割

#現任者講習 #公認心理師 試験に備えての覚書・ノートです。 公認心理師法の要点 公認心理師法の目的 「国民の心の健康の保持増進に寄与すること」 公認心理師の行うべき業務とは ①心理に関する支援を要する者(以下、「要心理支援者」という。)の心理状態…

公認心理師試験の出題基準とブループリント

日本心理研修センターで公認心理師試験出題基準(平成30年度版)が公表されています。 shinri-kenshu.jp すでにあちこちで取り上げられていますが、ここでも自分の覚書としてまとめておきます。 公認心理師出題基準 公認心理師の国家試験は、公認心理師法…